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東京駅が4月から復原改修に入るのは知っていたけれど、
東京ステーションホテルもそれに伴い、長期休業すると言う。 なんだか惜しむような気持ちになり、にわかに泊まってみたくなった。 駅の中のホテル、というのが非日常的で、 とりわけホテルから望む丸の内南口の改札ホールが どんな風景なのか気になっていた。 平日の夕方、するりとロビーへ滑り込む。 こじんまりとしたカウンター、吹き抜けの階段、紅い絨毯、広い廊下。 そして廊下の突き当たりの眼下には東京駅丸の内南口ホール。 夕食は、せっかくだから、とホテル内のレストラン「ばら」へ行った。 窓のすぐ向こうに、電車の行きかうのがあまりに迫って見えるので、 とっさに、その昔フランスのリュミエール兄弟が映画に撮った、 シオタ駅に到着する汽車の映像を思い浮かべてしまった。 バスルームは取ってつけたようだったけれど (実際開業当時は各部屋にバスルームはなかったらしい)、 部屋数があまり多くなく、もてなし方もどこかおっとりとしたこのホテルで、 オイルヒーターを流れる水音を聞きながら、 微かな古き時代の匂いをかいだ様に思ったのは、気のせいだっただろうか。
by fracoco-Y
| 2006-03-11 01:12
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