本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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カンゴロンゴ。
昔、建築の学校に通っていた頃、
建築法規の授業で、先生にあてられて、民法の一節を
読み下したことがあった。
民法と言うのは、旧カナヅカヒで書かれており、
慣れていないと、すらすら読むのがなかなかにむつかしい。

しかし、どうやら私はあやまたずに読んだので、
前の席の人が振り返って、なかば呆れたように
「いつの生まれだよ!?」
と言った。

私はたしかに昭和の生まれだが、(しかも戦後)
大学時代、漢文が必修で、白文(レ点や一、二点などのない素の漢文)
を読み下しさせられるという、江戸時代の寺子屋の授業のような
授業を受けていたので、民法の読み下しなどは朝飯前だったのだ。
(今はどうだかわからない。)

さて、最近、オモシロイTVをみた。
その名を、カンゴロンゴ、という。
10月からスタートしたらしい。

下町のラーメン屋の2階に住まう、
ナゾの老人カンゴロンゴ翁(平幹二郎)が、
人生に迷える人々の相談を無料で受ける、というもの。
いでたちはまるで孔子のようである。

カンゴロンゴ翁には娘があって、アシスタントを務める一方、
下階のラーメン店の看板娘でもある。

定年後、当てにしていた再就職話も立ち消えになり、妻にも息子にも、
社会にも必要とされていないのではないかと思い悩む元会社員、

とか、

忍び寄る老化の影におびえ、担当しているラジオ番組のパーソナリティの座を
若い女に取って代わられるのではないかと不安に苛まれるラジオのDJ
など、いかにもありそうな悩みを抱える人がカンゴロンゴ翁のもとを訪れる。

彼等の悩みがドラマ仕立てで再現された後、
悩める彼等に対し、カンゴロンゴが「お言葉発射!!」と
のたまいながら、“お言葉”を授けてくれるのだ。

一方で、1階のラーメン屋には、常連客が数名。
相談者の悩みについて、トークを繰り広げる。

ちなみに、元会社員に授けられたのは
「君子は豹変す」
(立派な人物は、確固たる自分と言うものがあるからこそ、
ここ一番、自分が変わるべき状況においては、変わることをためらわない。)

NHKにしてはぶっ飛んだ感じや、
カンゴロンゴ翁のお茶目な感じが、
結構好き。
などと思う。


「カンゴロンゴ」
NHK総合 毎週日曜日23:00~23:30
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by fracoco-y | 2008-11-10 23:39 | tv
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