本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
2007年 08月 06日 ( 1 )
キューバ!
何年も前に見た、旅行雑誌に載っていた、キューバの風景が忘れられない。

信じがたいほどの海の碧。
金満家の吸うようなイメージのハバナ葉巻を、
道端にしゃがんでくゆらす町のおばあさんのいなせさ。

その時、キューバに憧憬が芽生えた。

その後、試写会で見た、ヴェンダースの
「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」。
古色蒼然とした、ハバナの町並み。静謐で、時間が止まってしまったかのような。

ハバナの町のように熟成された様子のミュージシャンたち。

映画はよかった。
表現したい気持ちを抑えて、カメラの回るのにまかせた感じがあって、
それがよい方にはたらいていた。

キューバはヘミングウェイの移り住んだ土地でもあった。

少し前に、新聞にキューバの記事。
フィデル・カストロにインタビューを試みたアメリカ映画の話。

生まれ変わっても、だったか、永遠に、だったか、
「権力を持ち続けたいか」という質問に対して、
「そんなことは出来ないし、また望むべきではない」と、
きっぱり応えたカストロ議長。
キューバには政治的腐敗が少ない、とも言う。

決して豊かではないが、人々の教育水準は高く、大学まで学費は無償。
ある日本大使館員の家庭で、メイドとして働くある女性は、精神分析ができるとか。

それを読んで、ますますキューバに惹かれた。

今夜の世界遺産はハバナが舞台だった。

クラシカルな町並み。
その街中を走るクラシック・カー。
キューバ革命後、資本家の多くは国を離れ、あとに車が遺されたのだそうな。

キューバを旅したら…。

ラム酒を、たっぷりのさとうとライムとミントとサイダーとで割った、
氷を浮かべたモヒートを飲みながら、ぐにゃぐにゃになって、
ますますキューバに眩惑されるのかも知れなかった。
[PR]
by fracoco-Y | 2007-08-06 01:03 | journey