本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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2008年 11月 24日 ( 4 )
お伊勢まいり 四
正宮の建築の配置は、外宮も内宮もほぼ同じのようである。

が、印象はずいぶん違う。

外宮の正宮が、手水舎や神楽殿といった建物と同じレベルにあり、敷地も平坦であるのに対し、
内宮の正宮はひときわ高い場所にあり、かつ、弧を描くような敷地形状をしていることにより、
内宮の方が、より謹厳な雰囲気である。

一方で、ごく簡素で清らかな建物から、何かほがらかなものも感じられる。

奥の正殿には、実際に天照大御神が起居していられるような錯覚を覚えたりする。

両宮の正宮とも、隣接して同等の空地が設けられている。
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by fracoco-Y | 2008-11-24 23:10 | journey
お伊勢まいり 三
さて、神宮は外宮と内宮の二つから成り立っている。

祭神も、外宮が豊受大御神、内宮が天照大御神と異なる。

外宮と内宮とは車で15分程の距離。

先に内宮が祭られ、外宮は後になって、丹後国から豊受大御神を招聘したらしい。

参拝順序は外宮→内宮の順が正しいとされる。

それで私もそれにならう。

両方に詣でて、たしかに内宮はここに神宮を建てるべくして選ばれた土地、という感じがした。

内宮の正宮は、とりわけ小高い一隅にある。
青石の階段を上がりきったところにめぐらされた板塀。

一般に人が立ち入れるのはこの最外周の板塀のうちまでである。

正宮の正殿は、さらに三重に囲われた塀のうちにあって、外部とは厳然と距離を保っている。
平たい、大ぶりの砂利が通常人の立ち入らない内側の塀の内に敷き詰められている。

中央部だけは真白な砂利、周辺部は墨色の砂利である。

建物は非常に簡素である。

手前側には高床式の倉を思わせる建物。

正殿に至っては、手前の建物に阻まれ、その形も明らかには見えない。
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by fracoco-Y | 2008-11-24 23:08 | journey
お伊勢まいり 二
鳥居には、榊と紙垂が飾られてある。

参道は、長い。
昼なお暗い並木が両脇に広がる。
途中、右手に手水舎。

手水舎を過ぎると鳥居があり、
さらに行くと、右手は不意に視界が開け、青石を用いたなだらかな階段。
階段を降りたところには五十鈴川。

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昔はここで禊ぎをしたのだと一目で察せられる。
楓の赤が美しい。

川の対岸も岸壁が石積みになっており、
自然そのもののようでいて、そうではない、
いわば人為の自然の美しさに驚かされるのである。
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by fracoco-Y | 2008-11-24 19:59 | journey
お伊勢まいり 一
かねてより伊勢神宮に詣でたいと思っていたのが、この三連休で実現した。
(白神山地、屋久島、出雲大社に厳島神社も気になるが、それはひとまず措く)

今日は、しのつく雨の中、内宮へ詣でた。
そして、これまでに、これほど自然と調和した宗教施設を見たことがナイ、
と思って目を見開くことしきりであった。

まず、川に架かる橋を渡るところから内宮は始まる。

川は五十鈴川という。流れはごく緩やかである。
紅葉した山が川向こうに鎮座する。

木の橋(右側通行)を渡りおえると、細やかな砂利が、踏むたびにじゃっじゃ、
と小気味よい音をたてる。

右手には、縁石と、ごく背の低い垣根越しに、よく手入れされた松と芝生が続く。
左手には杉の並木。

鳥居はもとは白木であったのが、風雨に晒され、銀灰色めいている。
だが、見事な大木。

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by fracoco-Y | 2008-11-24 19:06 | journey