本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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2008年 12月 02日 ( 2 )
ヨルン・ウツソンの死とレヴィ=ストロースの誕生日
つい最近の新聞の社会面から。

まず、建築家のヨルン・ウツソンが亡くなった。
一般的には、それほど名前の知られた建築家ではないと思うが、
名前を知らなくとも、シドニー・オペラハウスの設計者と言われれば、
ああ!
と思われる向きも少なくないにちがいない。
近現代の建築で、世界遺産に登録された建築はいくつかあると思うが、
存命中に自分の設計した建築が世界遺産に登録されたのは、
彼くらいではなかろうか?
という気がする。

ついで、思想家のクロード・レヴィ=ストロース、100歳の誕生日の記事。

レヴィ=ストロースの名前を初めて聞いたのは学生時代だったと思うが、
その頃すでに歴史上の人物と思っていたので、
誕生日と聞いて腰を抜かさんばかりに驚いた。

ウツソンといえばシドニー・オペラハウスで、
ほかの建築を知らないなぁ、と思ったら、
ボスが、住宅を見たよ、という。
個人邸なので、一般に公開などしていないが、
外から覗いたのだと言う。
すばらしい住宅だったそうだ。

それにしても、外から見知らぬ東洋人が家を覗き込んでいるのを、
その家の人が気がついたとしたら、
さだめし驚いたに違いない。
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by fracoco-Y | 2008-12-02 23:38 | diary
世界エイズデー
12/1は世界エイズデーなのだそうで。

エイズ、というと私は、エイズで亡くなった、と言われるフランスの思想家、ミシェル・フーコーと
エルヴェ・ギベールの自伝的小説「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」
を彷彿とする。

不謹慎な言い方かも知れないが、思想家とエイズ、というのは
かなり異質な組合わせのように思われて、
ひどくびっくりしたものだった。
思想家の生活というのは、思索的で、慎重で、あまり外部と接触しない、というイメージがあったので。

「ぼくの命を…」はもう十年以上も前に読んだと思う。
ディテールは忘れてしまったが、
エイズを発症して、さまざまな治療方法を探りながら生きるギベール、
新薬を求めて友人に働きかけながら、結局果たされないところに、痛々しい感触があった。

ギベール、また読んでみようかな…。
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by fracoco-Y | 2008-12-02 00:04 | diary