本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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2008年 12月 07日 ( 2 )
ハンマースホイ
上野の西洋美術館で、展覧会を見た。

ハンマースホイ、という不思議な名前の画家の絵画展である。

ハンマースホイのホイ、というのは何かの掛け声かしら?
などとあらぬことを思う。

つい最近まで私はこの画家の名前さえ知らなくて、
先日tvで知った。

誰もいない室内の風景を描いていて、よく見ると閉ざされたドアには取手がない。
妙な絵なのだった。
すごーく正確に描写されているようで、思いがけないところがデフォルメされている。

ハンマースホイの世界は、私が小学校に通っていた頃の冬の日曜午後3時を彷彿とさせる。

曇天だけど、冬にしてはそれほど寒くないある日。
休日はもうじき終わってしまう。
でもまだしばらくは日曜日。
という不安と安堵がないまぜになった感じ。
デンマークのコペンハーゲン出身で、
ひたすら自分の身近な題材を描いた画家。

でも、私小説的ではなくて、どこか突き放したような、清潔で、潔癖で
夏目漱石風に言えば、「非人情」な感じがする。
それでいてほの温かい。

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by fracoco-Y | 2008-12-07 17:33 | art
裁判員制度と定額給付金
遅まきながら。

二つともいらないんじゃないの?
と私は思う。

裁判員制度について。

たいてい、私は、新しい法律がキライである。
ああしろ、こうしろと言われるのが嫌いなので、
今度から、後部座席はシートベルト着用、などと言われても
知るか。
と思ってしまう。

裁判員制度の場合、少なからぬ労力と時間を(たぶん精神力も)要することであるので、
社会に出て働いて、税金を払って、社会保険料を払って、
この上さらに負荷をかける気?
と思ってしまう。

また、何か事件が起きて、茶の間でTVなど見ながら、事件の関係者でもないのに、
犯人を死刑にしろ、とか、無期懲役にしろ、と言うことが理解できない。
(裁判員制度とはそれを茶の間から裁判所へ移しただけのような気がする。)
犯人の懲罰に関わるのは被害者と関係者、法律の専門家だけで充分なのでは?
と思う。

そもそも人を裁くのが難しい。

最近の新聞記事。
那須隆さんという方の訃報が社会面に報じられていた。
那須さんは、かの那須与一の直系の子孫。
1949年、弘前大学の教授夫人殺害容疑で逮捕、起訴。
本人は一貫して容疑を否認するも、懲役刑が確定。
ところが刑期をおえて出所した後の1972年、
真犯人が時効後を見越して名乗り出る。

ヒドイ目に遭わされた、
では済まされない話である。
国や、司法関係者や、警察は、どう贖ってくれると言うのだろう?
たとえ、億単位の賠償金をもらったとしても、
失われた時間は戻せない。

さて、定額給付金については、
大金をバラ撒いてる場合じゃないでしょ?
と。
非正規雇用者支援とか、教育助成とか、
中小企業や自営業者の支援とか

いくらでも使うべき道があるのに。
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by fracoco-Y | 2008-12-07 01:55 | diary