本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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カテゴリ:book( 7 )
トリの脳力
エアポケットのように、ふと空いた時間の中へ入り込んだので、
ひさしぶりに書店に立ち寄る。

そこで目にした新書。
何でも「トリの能力(脳力?)」とかいうタイトル。
表紙は昨年みまかった、アメリカの天才ヨウム、アレックス。

で、気になってページをぱらぱら。

何でも、ヨウムは寿命5,60年。
アレックスは、昨年急な病により、
31歳でなくなったのだ。
(トリに亡くなったはおかしいが、彼の知能+
31年も生きたと思うと、死んだと言うのもはばかられる。)

私と同い年だったんだなぁ・・アレックス・・・。

彼は、モノの名前を覚え、ヒトと会話しただけでなく、
自分で造語すら、した。

ウィキペディアによれば、
ヨウムにはだいたい二度の反抗期が
あるらしい。
・・・ますますあやしい。
実は、ヨウムはトリの姿を借りた未知の
生物かも知れぬ。

広い庭があったら、ヨウムと暮らすのもいいな、
と思う。

老婆になった私と年とったヨウム。
一人と一羽で暮らすのも悪くない。かも。
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by fracoco-Y | 2008-10-20 22:42 | book
ほーびに抱いてあげます
先日、図書館で
何かおもしろい本はないかなぁ、
と物色していて。

たまたま手に取った鴨居羊子の本。

ーあ、これは。
森茉莉、武田百合子の文章に通じる匂いを感じて、
私はうれしくなった。
率直で、歯に衣着せない物言い。
天衣無縫、ワガママ、かつ
細やかな眼差し。

鋭い言語感覚はどこからくるのだろう?
と思ったら、
もと新聞記者だった。のちに下着デザイナーに転身。

すばらしい色彩の、ヘタウマとも言える絵を描くし、
ノラ犬、ノラネコと話ができる。

彼女が子供だったころ、
ねずみ捕りにかかったねずみが、
野菜くずなど行儀よく両の手で持って食べるところを見ると
とても殺すにしのびず、
野原へ連れて行って放してやったら、
ネズミは降って湧いたあまりの幸福をにわかには信じかねて
しばらくその場でぼーっとしていた、
など
なぜかおもしろせつない話の数々。

明治生まれのすぐれた気性の母上が、
「今度成績がよかったら、お母さんがほーびに抱いてあげます。」
と言ったエピソードにもぬくもりがあり。
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by fracoco-Y | 2008-09-29 23:46 | book
犬が星見た
天衣無縫な文章、ってこういうのを言うのだろうかなぁ、と思う。
武田百合子「犬が星見た」を読んで。

タイトルもイイ。
犬が星見た、なんて。
それは、武田百合子がある晩、路上でビクターの犬よろしく
小首をかしげて空を見上げる犬を見かけたことに由来する、らしい。

夫、武田泰淳と、泰淳の盟友竹内好とともに、
ロシア・ツアーに参加した武田百合子。

時は1969年。
1ドル360円の時代。(この年大学を卒業したボスに聞いた。
学食のランチが100円で食べられたそうである。)
だから、ツアーと言っても当世のようにやたら参加人数が多くて
取り留めのない旅行ではなくて、旅行社のコンダクターを含めて
10人の、3週間に及ぶ旅の記録である。

まず、横浜から出港する船、というところに時代を感じる。
成田からひとッ飛び、ではないのだ。
関西から参加した人々もいて、関西組は陶器の研究者と
美術を愛好する実業家数名。
船は太平洋を北上して津軽海峡を抜け、一路ナホトカへ。

武田百合子は船中の食事について記録する。
(これは旅行中を通して一貫している。時々ウマイとかマズイとか
書かれてある。中央アジアではやたらとチャイとシャシリク
が出てくる。そういえば、シャシリクって何だろう。)

「オバサン、カヨ子さん?外人は好き?」と尋ねてくる西洋人の男の子。
それに、「オバサンは象と豚とライオンが好きだよ」と応える百合子。

ナホトカ到着後、列車でハバロフスクへ。
ここで1泊。
ハバロフスクから飛行機でイルクーツクへ。
(機内でアメを貰ったが、あまり離陸に時間がかかるので、
離陸したときには食べ終わってしまっていた。)
機内ではキャビアが出たりなんかするのだ。

イルクーツクで飛行機を乗り継ぎ、ノボシビリスクへ。
本当は、この日のうちに再々度飛行機に乗り、アルマ・アタへ向かう
はずだったが、遅れに遅れてノボシビリスクで足止め。
空港宿舎に1泊。
後の予定があるので、翌日のアルマ・アタ滞在はキャンセル、
乗り継ぎのみで、タシケントに向かうことに決まる。
泰淳はそれが無念で、「どうしてアルマ・アタに行けないのかなあ」と
そればかり繰り返す。

ロシアは広いので、乗り継ぐごとに時計を遅らせたり進めたりして
読んでいるうちに、こちらも時差ぼけのようになってくる。

ツアー参加者の最年長は80になる錢高老人で、
この人がまた天真爛漫。
関西の土木建築会社の会長さんなのだそうだ、というくだりを読んで、
ふうん、どこの会社だろう、と思いつつ読み進めていったが、
にわかに、そうか錢高組、と気がついた。

大阪では、運転手や秘書やに囲まれる生活をしていて、
ツアーでは、最高齢ということで、敬意は表されつつも、
誰も変に特別扱いしないのを、錢高老人は喜んだらしい。
たいへんなヘビースモーカーで、いたるところでつい煙草を吸ってしまい、
ロシア人に叱られたりするのを、どこか嬉しがっているようなそぶりさえ
見受けられる。

コンダクターの山口氏。
気働きがあって、それでいて押し付けがましいところのまったくない、
まだ青年と言っていい年頃ではないかと推測せらる人物。
この人の働きには一同感じ入っていて、旅の終わり近くには
一人頭5ドルの献金をしよう、と話がまとまる。

そして、もっぱら、ビールやウオトカやワインを飲んだくれる泰淳と竹内。
(百合子もちょくちょく相伴する。)
「百合子、面白いか、嬉しいか。」と百合子に訊く泰淳。
「まだ面白くも嬉しくもない。だんだん嬉しくなると思う」と応える百合子。
そして武田百合子は夫・泰淳の世話を、じつはまめに見ている。

さて、これから中央アジアとサンクトペテルブルク、モスクワを旅しよう、
という人が、この本をガイドがわりに読んで参考になるか、といえば、
多分、そういう意味では役にたたないかもしれない。
(あちこちの名所旧跡のコメントはひどくあっさりしている。)

しかし、旅が終盤に差し掛かり、皆、旅に少しずつ倦んできて
空港の待合室で、お互いちょっとずつ離れて座ったり、

モスクワでのツアー解散後(日本まで一緒くたになって帰ってこない
ツアーというのもあるのだ)
北欧に渡った3人が、コペンハーゲンの噴水の向こうに見える
アメリカの旅行者を眺めながら繰り広げる
「旅行者って、すぐわかるね。さびしそうに見えるね。」
「当り前さ、生活がないんだから。」
「犯罪に時効ってあるじゃない。十年目とか十五年目とか。
でも外国へ行っていた間の年月や時間は勘定に入れて
くれないんだってね。
・・・・・なるほどと思うなぁ。」
という会話。

そういう描写を読むにつけ、
ああ、ただ天衣無縫な文章、っていうわけじゃないんだ。
と思う。

武田百合子「犬が星見た ロシア旅行」中公文庫
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by fracoco-Y | 2008-03-29 02:14 | book
回送電車
昔、二年ばかり横浜のK…という街に住んでいたことがあった。

その二年は、社会人になった一年を含んでいて、
当時は毎日が午前様、といって過言ではない日々であったから
しばしば終電車に乗った。

私鉄K社の最終特急の到着を知らせるアナウンスは、どういうわけか
「まもなく深夜特急が到着します…」といったので、

学生時代に沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだ私は、ほくそ笑んだ。
深夜特急、とは旅愁をそそられる。

ところで、堀江敏幸の「回送電車」を読みたいと思ったのは、
そのタイトルの語感もさることながら、

その中に「アエログラム」という一文が含まれているからだった。

4月8日、図書館で「回送電車」を借りてくると、
「アエログラム」から読み始める。

著者が昔、フランスへ本の注文を出すのにアエログラムを用いた話。

アエログラムとは、日本で言うところの航空書簡である。
一枚の紙にのりしろがついていて、
折り畳んで糊付けすると、そのまま投函できるようになっているのだった。
葉書より多くの文字が綴られるうえ、信書の秘密も保たれ、
ふつうの航空便より安価で、著者にとってはまさに、
一石二鳥だったのだ。

しかし、近年、フランスでアエログラムが廃止されたとの噂を聞き付け、
わざわざフランスの郵便局へ問い合わせると、
果たしてアエログラムは、もう取り扱わなくなった由、
著者は郵便局に「遺憾の意」を伝える…。

どこか、アナログの手巻き式腕時計みたいな雰囲気のある
堀江敏幸の「回送電車」
装丁もまたよろしく。

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by fracoco-Y | 2007-04-08 21:45 | book
ある歴史の娘
ひとりの作家に密着して読み続けることは少ないのに、
はや7冊目か、8冊目の犬養道子。

「ある歴史の娘」。
この本を著者の自伝と読むことも出来るし、
第二次大戦までの昭和史として読むこともできる。
ともかくも、私にはたいへん面白かった。

犬養毅の孫娘として、人の出入りの多い家に育った彼女は、
非常に多くの人と接し、多くの出来事を見た。
いつも家にいる五十絡みの客人。
「南さん」と呼ばれていた人、
いつもベランダに向かって椅子に腰掛けていたその人の素性を母に尋ねると、

その人は安南(今のヴェトナム)の最後の王であった…。
彼は若き日に、安南を占領していたフランス政府から、
傀儡国家の皇帝位を約束されながら、革命を志して
相愛の美妃と二人の王子を棄てて、日本へと亡命してきたのであった。

5.15事件。
祖父犬養毅は青年将校の凶弾にたおれる。
その弔いの席で、「道っちゃんよ、気分が悪いのか」と
馴れ馴れしく話し掛ける見知らぬサングラスの男性。

ところが、見知らぬ、と思ったその人の面差しに見覚えのあるものを感じ、

ついで彼の連れていた高等学校の制服姿の青年を見ると、自分とうり二つであった…。

「しかし、廃嫡と言っても…」
「出入り叶わなかった人に遺書はござんせん。…あってもござんせん。」

思いがけず、耳にした父と祖母の会話。

その人は、少年の昔継母であった「お祖母ちゃま」との
確執の果てに刀を振りかざし、
家を追われる身となった、犬養家の長男であった。

暗殺のその日、家族のうちで唯一人、現場に居合わせた母は、
「大旦那様をみすみす殺させた若奥様」として、女中や自称近戚の一家から、
お嫁いじめの矢面に立たされることとなった。

しかし、母は冷静を失わなかった。

祖母は極めて怜悧な人であったから、「殺させた嫁」の言葉が
犯人の証言とも矛盾することを見抜いていた。
慶応年間生まれにして、センチメンタルなところの微塵もない彼女は、
祖父の喪があけると、早々に隠居所を構えて、一人隠棲してしまった。
「おかあさん、さみしかありませんか。ひとりで。うちにずっといて下さっていいんですよ。」
父は一度言った。
「なにがさみしいのだえ。しとりで何がわるいのですえ」

お祖母ちゃまは胸元をポンと勇ましく叩きつつ、
「お祖父さんがいなくなりなすった。あたしがしとりになったのはほんとのことでござんす。
あたしゃ、しとりがけっこうでござんす…」

祖母は剛毅の人であった。

5.15事件には、右翼の民間人も係わっていた。
右翼の大物、頭山満の息である、頭山秀三。

ところが、頭山満と犬養毅とは、(思想はまったく違っても)時の政府に盾突いて、
ともに孫文を匿った仲として、友誼の情があったのである。
「あの世界の仁義とは、妙なものでござんすえ」祖母は言った。
右翼といっても、現代の右翼とはよほど趣の違うのであった。

頭山満は孫文やインドのラスビハリ・ボーズなど、
犬養毅とともにアジア各国の亡命者、
革命家を匿いつづけた人物であった。

さて、著者の父、犬養健はもとは白樺派の文人である。
有島生馬や数多の白樺派の文人の出入りした東中野の家。

しかし、「おとうさんを助けるために」政治家に転身した父と、
代議士の妻などは総毛立つほどいやであった母との間は、
根本には互いへの信頼をおきつつも、いつしかさざ波が立った。
だが、母もまた剛毅の人であった。
ゾルゲ事件に連座して、父を勾留すべく特高が乗り込んで来た早朝、

母はきっぱりと「ご心配なく。」と言った。
そして娘をせかして機密書類をお釜にぶちこむと、米を入れて、炊いた。

犬養家は石もて投げられる家となった。
母は言った。
「道っちゃん、世間とはこういうものです。驚いてはだめよ。…」

女子学習院を出て津田塾を受験したこと。父と過ごした上海の日々。
両親の確執に心乱れた日々。キリスト教への開眼。

その時代故の、その生い立ち故の振幅。
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by fracoco-Y | 2007-03-27 21:27 | book
肉体の悪魔

たとえば、ある人の洋服の好みがあまり好きではなかったとする。

その人と食事に行くことになったものの、
その人のまとっているジャケットの色ときたら
紫がかった、青ともつかないどっちつかずな色で、
あなたは並んで歩くのがちょっと恥ずかしくなる。

ところが、それからしばらく経って、気がついたらあなたはその人と恋に落ちている。
以前は、軽い羞恥さえ感じたその人の着こなしが、もう気にならなくなっている。

こういう話は、小説や実際に身近な人の恋のエピソードとして
目の当たりにすることが、少なからずあるようだ。

私の好きな小説に、レイモン・ラディゲの「肉体の悪魔」というのがある。
ラディゲは、この、恋に落ちる直前の、
本人も恋に落ちるとはまるで気がつかずにいる瞬間の
微妙な引き具合を、ものすごく的確に表現していて、
私は読むたびに舌を巻き、それを書いた(当時17歳の!)
ラディゲに脱帽する。

ある春の日、主人公の「僕」は家族とともに、オルメソンへ遠足に出かけ、
そこで、両親同士が知己の、マルトと出会う。

連れ立ってきた彼女の母親は、背が低く、やぼったくて
一目見てきらいになったものの、マルトの文学の趣味は悪くない、
と思い、彼女の描いた絵は気に入らなかったが、
マルトが、遠足に来た田舎の風景よりも、
自分の方に興味を寄せているらしいのを内心誇らかに思う。

マルトには婚約者がいて、やがて、マルトより年下の「僕」は、
学校をサボって彼女の新居のための買い物につきあったり
(そこで彼はマルトの家具の趣味を“悪趣味”と断定するのだが)、
そこへ起こった世界大戦。新婚のマルトの夫は出征し、
あとに残ったマルトと僕とは、ほどなく激しい化学反応のような
恋に落ちる。


まだ少女のような新妻と少年の恋は急転直下、
マルトは「僕」との間に一子を遺し、世を去ってしまうのだが、
マルトが死に到る床につくきっかけとなった、
ある小さな出来事の描写の精緻さにも、私は驚嘆させられた。

身重のマルトと外で泊まろうとした「僕」は気恥ずかしさから
ホテルに入るのを躊躇して、冷え込む夜の街を、恋人と二人彷徨い歩く。

行間から、マルトの「この人はまだ、とても若いのだ・・・。」という諦観が、
溜息とともに立ち上ってくるような気がした。

二十歳の若さで世を去ってしまったレイモン・ラディゲ。
あまりに早すぎる死だと思う一方、
彼の文章はすでに完成されている気もする。
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by fracoco-Y | 2006-05-19 23:15 | book
ちょっとピンぼけ
はじまりはこうだった。

ところはニューヨーク9番街のビルの屋根裏部屋。
ベッドのほかには家具とてない部屋に、
差し込む朝の光で目を覚ましたロバート・キャパ。

ポケットには5セント硬貨一枚きり。ぐうぐう腹を空かせ、
起き上がる気もなく、彼はベッドに横たわっている。
寝返りをうったところで、キャパは下宿の小母さんが
ドアの下から差し込んでいった3通の手紙に気がついた。
ここ3週間ばかり、来る手紙といえば、電話会社と電力会社からの
督促状二通と決まっている。
この3通目の不思議な手紙が、とうとう彼をベッドから離れさせた。

一通目は案の定、電話会社からの手紙。
二通目は司法省移民局から、「貴下、ロバート・キャパ、
前ハンガリー国籍、現在国籍不明は、爾後敵国人扱いに決定す。
したがってカメラ、双眼鏡、武器の所有権なし。また、ニューヨークより
10マイル以遠への旅行は、特別許可の申請を必要とす・・・」

そして三通目の手紙。
差出人は週刊誌コリアーズ編集部。
「緊急に戦時特派員として、英国に向かわれたし。
ついては前渡し金1500ドルの小切手封入の次第・・」

かくして彼は突如、洋上の人となるのだ。

英国での、ピンクがかった金髪の持ち主、ピンキィとのめぐりあい。
チュニス奪還作戦への同行。リバプールへの帰還。ピンキィとの再会。

アルジェへの出発、アルジェから、シシリア上陸。
シシリアでは、彼は果敢にも落下傘降下を試みて、
そして樹上に落下し、その晩一晩、樹と仲良く過ごす羽目になったりした。

ノルマンディ上陸作戦。
この死闘に、キャパはカメラを携えて立ち会ったのだ。

ーやがて、パリ解放。

「私はパリへ、私が飯を食うことを、酒を飲むことを、
そして女を恋することを初めて知ったあの美しい街、
パリへ帰って行くのだった。私のカメラのファインダーのなかの
数千の顔、顔、顔はだんだんぼやけていって、
そのファインダーは私の涙で濡れ放題になった。・・・」


彼を乗せたタンクが、昔の彼の家の前を通り掛かり、
彼はハンカチを振るアパートの門番に、
声の限り、セ・モア!俺だよ!俺だよ!と叫ぶ。

しかし、長かった戦争、長かった不在は、
キャパとピンキィの間に影を落とす。

「・・・ぼくは昔どおりさ」
「・・・私は、同じではないわ。この二年間、
あなたは自分のいいようにお過ごしになったけれど、
私は、ただ待つだけだったのですもの。」

・・・ヨーロッパ戦争終焉。

この本を読むと、キャパの文章はまるで、
ロストジェネレーションの作家の文章のようだ、と思う。

とりわけ、彼がパパと呼んで親しんだヘミングウェイの文章に、
どこか通じるものを感じる。

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by fracoco-Y | 2006-04-23 11:59 | book