本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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カテゴリ:tv( 7 )
大統領就任式
見ちゃいました。夜中に起き出して。

オバマ新大統領の就任式。

これまで米国大統領の就任式を視聴したことなどなかったので、
興味を示す自分自身を見出だしたのがやや驚き。

何でだろう。
初のアフリカ系大統領だから?
演説に秀でているから?
若々しくて、エネルギーに満ちていて、
何かを成し遂げそうに見えるから?

一言で言えば、就任式は厳粛な中にもカジュアルでリラックスした雰囲気を感じさせるものだった。
彼の国のお国柄?

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by fracoco-Y | 2009-01-21 22:20 | tv
カンゴロンゴ。
昔、建築の学校に通っていた頃、
建築法規の授業で、先生にあてられて、民法の一節を
読み下したことがあった。
民法と言うのは、旧カナヅカヒで書かれており、
慣れていないと、すらすら読むのがなかなかにむつかしい。

しかし、どうやら私はあやまたずに読んだので、
前の席の人が振り返って、なかば呆れたように
「いつの生まれだよ!?」
と言った。

私はたしかに昭和の生まれだが、(しかも戦後)
大学時代、漢文が必修で、白文(レ点や一、二点などのない素の漢文)
を読み下しさせられるという、江戸時代の寺子屋の授業のような
授業を受けていたので、民法の読み下しなどは朝飯前だったのだ。
(今はどうだかわからない。)

さて、最近、オモシロイTVをみた。
その名を、カンゴロンゴ、という。
10月からスタートしたらしい。

下町のラーメン屋の2階に住まう、
ナゾの老人カンゴロンゴ翁(平幹二郎)が、
人生に迷える人々の相談を無料で受ける、というもの。
いでたちはまるで孔子のようである。

カンゴロンゴ翁には娘があって、アシスタントを務める一方、
下階のラーメン店の看板娘でもある。

定年後、当てにしていた再就職話も立ち消えになり、妻にも息子にも、
社会にも必要とされていないのではないかと思い悩む元会社員、

とか、

忍び寄る老化の影におびえ、担当しているラジオ番組のパーソナリティの座を
若い女に取って代わられるのではないかと不安に苛まれるラジオのDJ
など、いかにもありそうな悩みを抱える人がカンゴロンゴ翁のもとを訪れる。

彼等の悩みがドラマ仕立てで再現された後、
悩める彼等に対し、カンゴロンゴが「お言葉発射!!」と
のたまいながら、“お言葉”を授けてくれるのだ。

一方で、1階のラーメン屋には、常連客が数名。
相談者の悩みについて、トークを繰り広げる。

ちなみに、元会社員に授けられたのは
「君子は豹変す」
(立派な人物は、確固たる自分と言うものがあるからこそ、
ここ一番、自分が変わるべき状況においては、変わることをためらわない。)

NHKにしてはぶっ飛んだ感じや、
カンゴロンゴ翁のお茶目な感じが、
結構好き。
などと思う。


「カンゴロンゴ」
NHK総合 毎週日曜日23:00~23:30
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by fracoco-y | 2008-11-10 23:39 | tv
CMウォッチング。
近ごろCMがおもしろい。
それも昔のCMが。

このところ、私は最近のではなく、昔のCMをYOUTUBEで見ている。

短い一本のCMの中に、その当時の世相が写し出されていたりして
オモシロイ。

今見ても古さを感じないリーバイスのCM。

冷蔵庫やらオーブンレンジやらのCMには、
標準小売価格が表示されているし、
(今や、多くの家電製品はオープン価格とかで定価不明である。)
フランソワーズ・モレシャンは
「おトイレにセボン、しなくてどうしますか?」
とフレンチイントネーションで宣う。

OA機器のCMを見ると、faxもワープロ専用機も冗談みたいに大きい。

イオナ、私は美しい、というキャッチフレーズの化粧品のCMもあった。
(イオナって今でもあるのかしら?)

「トリスの味は人間味」
というのもあった。

80年代の邦人タレントを起用したCMには、
商品より髪形に目が行ってしまうし
(猫も杓子も聖子ちゃんカットだなぁ。)

KDDI(現:au)のケイタイのCMなどはヘタなドラマより余程見応えがある。

CMウォッチングはたのしい。
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by fracoco-Y | 2008-10-19 09:29 | tv
星新一、海
なんでまた・・・・・
という結末の話が結構好きである。

この間、たまたま夜にtvを見ていたら、NHKで、星新一、ショートショート、
なる番組をやっていて、見てしまった。

その中で、「海」という話にハゲしく心揺さぶられたので、ご紹介。

海辺の町に、漁業で生活する一家が住んでいた。
その日は、魚のほかに、タコがとれた。

タコはすぐに食べなくても、と、台所にある桶の中へ入れておいた。

次の日、野菜が減っている。
タコが食ったのだろうか。

するとそこへタコがするするとやってきて、まるで当たり前みたいに
お櫃から飯をよそって食べ始めた。

ためしに、と豆の煮たのを与えてみると、食べる。
貴重だが、茹でた卵も。
大根と、菜っ葉も。
酒を飲ませると、妙な踊りのあと、
だらしなく眠ってしまった。

その後、タコは主人について漁に出かけたり、
(タコが教えた場所ではおもしろいように魚が捕れた)
皮膚が乾いてきたので、ガマの油を塗ってやると、
そのうちに、毛が生えてきた。

さわると、いい手触りである。

話を聞いて、見にくる人もいる。
想像していたようなグロテスクさはないし、
かわいらしいし、
動作はおもしろいし、

たのしませてもらったお礼に、と何か置いていく人もあり。
それで、別に、変事も悪事も起こらなかった。

主人はその後、60年近くを生きた。
かぜをこじらせて主人が死んだ日、
タコは海へ帰って行った。
あまりに長寿だったので、そのころのことを否定できる人は
いなかった。

あれはほんとうに、タコだったのだろうか。


いい話だ・・・・・・。
もう、私は心をわしづかみにされてしまいましたよ。
このアニメーション、ご覧になりたい向きは「you tube」へ。

星新一、で検索すると、「星新一ショートショート9話」、というところで見られます。
(3作品目)
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by fracoco-Y | 2008-08-04 20:15 | tv
秘密の庭
昔のtv番組と言えば、15年ばかり前に、
フジテレビで日曜日の早朝に放映していた、
ロンドンの、家庭のインテリアを取材した番組が好きだった。

彫刻家とか、スタイリストとか、インテリアにも個性の出そうななりわいの人が
多かったと思う。

インテリアのどこにポイントを置いているか。
宝物は何か。仕事について。

それでなくとも、内装に情熱を傾けると言われるヨーロッパのことである。

家により、モダンだったり、アンティークな風情だったり、いろいろで、
見ていて、楽しかった。

今も昔も、tv番組を録画する習性がないので、
番組はたまたま早起きしたときに限って見ていたが、
ロンドン市街のことゆえ、
ほとんどは集合住宅であった。

一つ、ことのほか印象に残っているのは、
ある集合住宅に、住人共用の庭があったことだった。
広々としていて、散歩にうってつけな、
秘密の庭があるというのは何ともうらやましかった。

ーあれ、再放送してくれないかしらん。
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by fracoco-Y | 2008-02-08 18:18 | tv
ハルピン
ハルピン、ってすてきだ。
NHKに、中国鉄道紀行という10分番組があって、
これが、世界の車窓から、の中国版みたいな感じ。

昨夜たまたま見たところ、舞台はハルピンだった。
モスクワかと見まごう街並。
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それもそのはず、ハルピンはロシアが建設した街だそうで。
店先に掲げられた漢字の看板が、東欧的風景にミスマッチなのも、
また悪くない。
旅人は中国語の達者な青年。
ハルピンの街でロシア・ショップやロシア料理店を訪れる。
夜景が美しい。

e0132381_1595316.jpg


ロシア料理店のオーナーは母がロシア人とのことで、
どういうわけか、達者な日本語を操った。

実は本業が建築士かつ彫刻家。
日本で10年の間、設計の仕事をしていたという。
故郷ハルピンのよさを、旅行客や若い人々に伝えたくて、帰国して店を開いた、と。
壷スープやピロシキがおいしそうな。

もし、中国に行くとしたら、北京より上海より、
ハルピンが見たい。
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by fracoco-Y | 2007-10-25 20:14 | tv
NHKアンコール「ロシア 建築と初恋に燃えた日々 黒川紀章」
昨晩、
世界わが心の旅アンコール
「ロシア 建築と初恋に燃えた日々 黒川紀章」
を見た。

このタイミング。追悼番組?

番組に気が付いたときには始まっていて、途中から。
7年前の映像らしい。

1958年、黒川紀章は世界建築学生会議に日本代表として出席すべく、
ソビエト連邦のレニングラード(現ロシア・サンクトペテルブルグ)を訪れた。

ロシア・アバンギャルドに傾倒していて、
コンスタンティン・メーリニコフの建築が見たかった黒川青年。
しかし、アバンギャルドの建築家は当局から弾圧を受けていて、
視察はかなわなかった。

ただ、この旅で見た住宅のプレハブ工場の強い印象が、
その後の、カプセルタワーへとつながって行った、と、
番組で黒川紀章は述懐する。

建築を志す、同世代の青年たちとの邂逅。

42年ぶりの再訪。
当時、親しくなった一人を訪ねる。
ソ連では、建築家として立っていくことが難しく、彼は、博物館の
レイアウトの仕事に身を転じていた。

58年。黒川青年は、会議で通訳を務めた
一人の女性に恋心を抱いた。

その女性の連絡先がわかり、自宅を訪ねて行く。
女性はセルビア人男性と結婚したものの、10年後に離婚。
今は一人でアパートメントに暮らしている。

ピアノの上の写真立て。
黒川と二人で映った褪色した写真。

「この写真・・・!これと同じ写真をずっと持っていますよ。」
・・と黒川紀章。

「この曲を覚えていますか?」
「僕が覚えているのは・・・二人で川のほとりを歩いていて・・」
「ああ!それはこの曲ね!」


「・・あのあと、何度も手紙を書いた。・・でも返事は来なかった。
レニングラードの友人に宛てて手紙を書きましたよ。貴女の消息を知らせて欲しい、って。」
「ノリアキ・・・あの当時は、手紙に返事を書くのはたいへん難しいことだったの。
・・あなたは知らないかもしれないけど・・・。」
(※旧ソ連では、外国人との交際は厳しく制限されていた。)

その女性、イザさんは、年齢を重ねているにもかかわらず、
どこか乙女のような可憐さをのこした女性だった。

真冬の、グレイッシュな、ロシアの風景。
穏やかな口調。

モスクワの建築大学を訪ねると、
教室の学生たちが拍手で迎える。
彼らの手にある模型は、どれもが、どこか、
ロシア・アバンギャルドを感じさせるもので。
感慨深げな黒川氏。

黒川紀章、ってそれほど好きではなかった。

でも、番組のなかの黒川紀章は、決して、わるくなかった。

レニングラードは、彼にとって、思い出の地だったのだ。
サンクトペテルブルグのコンペ、
無念だっただろうな・・。

そして、イザさんは、彼の訃報をどう受け止めただろう。
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by fracoco-Y | 2007-10-15 20:00 | tv