本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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オリーブ
オリーブを買う夢を見た。

何故かそれはルミネの屋上ということになっていて、
計り売りのオリーブの店で、
洋梨型をしたアステカ産のオリーブ
(そういえばアステカでオリーブが穫れるのだろうか?)320g、3600円という
えらく中途半端なグラム単位の売り物を
買うのだった。
(はじめ、私は100gあたり3600円かと思って、
高い!と思ったのだったが、
やがて320gであることに気がついて納得した。
目が覚めたあと、100g1000円はやっぱり高いかも、と思い直したりした。)

屋上には結婚式の記念撮影をする一群がいた。

ゲストの衣装を同色で統一していて
(ヴェネツィアのカーニバルのようだった)
そのこだわりぶりに驚くと同時に、
やがてあらわれた花嫁花婿が(彼らはどうやら欧米人らしかった)
妙に地味な、社会主義風の装いなのが腑におちない気がした。

目が覚めて、
オリーブが食べたくなった。
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by fracoco-Y | 2008-10-30 12:05 | diary
不思議な家
この間。

武蔵野で不思議な家を見た。

黄昏れ時で、あたりは淡い闇が垂れ込めて、
細い道を歩いていると
突然その家はあらわれた。

通りから充分下がって建つ、
枯れた羽目板張の2階家。

2階の大きな窓から、温かな灯がこぼれる。
武蔵野の長閑な住宅地とはいえ
その一隅は明らかに異質な光を放っていて

何か、
アメリカ・メイン州のカエデの並木道沿いにある民家に
突如出くわしたような気がした。
(アメリカにもメイン州にも行ったことはないが。)

隣が「三匹の熊の家」というのも寓話めいている。
(幼稚園の類なのか何なのか、皆目見当がつかなかった。)

その時、存分に疲れていたので

(あれは、幻影だったのか)
と思ったりもした。
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by fracoco-Y | 2008-10-28 00:38 | diary
トリの脳力
エアポケットのように、ふと空いた時間の中へ入り込んだので、
ひさしぶりに書店に立ち寄る。

そこで目にした新書。
何でも「トリの能力(脳力?)」とかいうタイトル。
表紙は昨年みまかった、アメリカの天才ヨウム、アレックス。

で、気になってページをぱらぱら。

何でも、ヨウムは寿命5,60年。
アレックスは、昨年急な病により、
31歳でなくなったのだ。
(トリに亡くなったはおかしいが、彼の知能+
31年も生きたと思うと、死んだと言うのもはばかられる。)

私と同い年だったんだなぁ・・アレックス・・・。

彼は、モノの名前を覚え、ヒトと会話しただけでなく、
自分で造語すら、した。

ウィキペディアによれば、
ヨウムにはだいたい二度の反抗期が
あるらしい。
・・・ますますあやしい。
実は、ヨウムはトリの姿を借りた未知の
生物かも知れぬ。

広い庭があったら、ヨウムと暮らすのもいいな、
と思う。

老婆になった私と年とったヨウム。
一人と一羽で暮らすのも悪くない。かも。
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by fracoco-Y | 2008-10-20 22:42 | book
CMウォッチング。
近ごろCMがおもしろい。
それも昔のCMが。

このところ、私は最近のではなく、昔のCMをYOUTUBEで見ている。

短い一本のCMの中に、その当時の世相が写し出されていたりして
オモシロイ。

今見ても古さを感じないリーバイスのCM。

冷蔵庫やらオーブンレンジやらのCMには、
標準小売価格が表示されているし、
(今や、多くの家電製品はオープン価格とかで定価不明である。)
フランソワーズ・モレシャンは
「おトイレにセボン、しなくてどうしますか?」
とフレンチイントネーションで宣う。

OA機器のCMを見ると、faxもワープロ専用機も冗談みたいに大きい。

イオナ、私は美しい、というキャッチフレーズの化粧品のCMもあった。
(イオナって今でもあるのかしら?)

「トリスの味は人間味」
というのもあった。

80年代の邦人タレントを起用したCMには、
商品より髪形に目が行ってしまうし
(猫も杓子も聖子ちゃんカットだなぁ。)

KDDI(現:au)のケイタイのCMなどはヘタなドラマより余程見応えがある。

CMウォッチングはたのしい。
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by fracoco-Y | 2008-10-19 09:29 | tv
瀬田温泉
自販機にコーンスープのあらわれる時分になると、
あああ秋だなぁ。
と思う。

さて。
しばらく休みなしの日々が続いて、疲労が雪のように降り積もったので、
昨日、仕事の帰り道、
そうだ、温泉にいこう
とJR東海のCMのようなことを思った。

向かった先は、二子玉川から歩いて10分、
瀬田温泉。

いわゆる都心の温泉のハシリかと思われる。
名前はかねて知っていたものの足を踏み入れたことはなく。

館内はすいていた。
番茶色の(東京の地中深く汲み上げられる温泉は
どれもこうした色らしい)湯舟で手足をゆらゆらさせる。

(いま、ここでこうしていることを、誰も知らない)
それは、どこか心安らぐ感覚で。

露天風呂でわたしは湯に溶けてしまい、
あとには抜け殻が浮かんでいるばかりだった。
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by fracoco-Y | 2008-10-18 10:45 | diary
落語、焼鳥、ハイボール。
秋の夜長の愉しみは、銀杏だと断言したい。(個人的には)

秋の夜、居間で、折り込み広告を拡げて、煎りたての銀杏の殻を割り、
そこへちょいと塩をつけて食べるのは、
静かで、冬に火燵にあたりつつ蜜柑を食べるのに通じる情緒を感じる。

さて、先日中野で柳家三三の噺を聞いた。
これは前々からチケットをとっていたので、
刺客よろしく追われている〆切りを、かなぐり捨てて聴きに行った次第。

年枝の怪談、という、ドラマチックな噺に引き込まれ。

その後立ち寄ったのが、中野北口商店街を脇道へ入ったところにある焼鳥屋。

カウンターに小さなテーブル席が三つ四つの。
そこで銀杏を食べた。
薄黄緑に透き通った、ただ、塩だけで味つけした、申し分のない銀杏。

ああ。
やはり銀杏は、いい。
今年、母の拾ってきた銀杏は、ベランダで。
外側の皮の朽ち果てるのを静かに待っている。
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by fracoco-Y | 2008-10-18 01:17 | diary
モータウン
深夜の帰宅途中、コンビニの明かりに吸い寄せられるようにして
入っていくと、懐かしいメロディ。

ラジオが掛かっていて、
流れてきたのは「モータウン特集」。
Jackson5のI want you be backを聴きながら、
(マイケルって歌うまいな~)
と思う。
モータウン好きだった(今でも好きかも)友達を思う。

ヘンに疲れていて、身体は重いのに、二、三曲の間、立ちずさんでしまった。

結局、コンビニでタピオカココナッツミルクと韓国ノリという、
妙な取り合わせの買い物をしてしまう。
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by fracoco-Y | 2008-10-17 00:01 | diary
遠い声
先日、一目惚れについて触れたが、
本当に、めっきり一目惚れをしなくなった。

通勤電車に乗っていても、目を吸い寄せられるような人は
あまりいなくて、
ただ、疲れているんだろうなぁ、
という表情を浮かべている人が、多い。
(あるいは、疲れて、むっつりとした表情を浮かべて
電車に揺られているのは、私なのか。)

他方では、私も年齢を重ねて、
中学生が隣のクラスのJ君の後ろ姿に心を揺さぶられるような
惚れっぽさがなくなった、ということもある。

ただ、
時折、声に惹かれる、ことがある。

たとえば。
電話で。

昔、さるソフトウェアの会社に問合せをしたことがあった。
新しく入れたばかりのソフトの使い方を、
懇切丁寧に説明してくれた電話の向こう側の人に、

いい声だな、

と、本題とは関係のないことを思った。

きっと上背があって、肩幅の広い・・・
想像をめぐらせた。

思いがけず、そのS・・・・氏と会う機会があった。
たぶん、あまりに要領を得ない、こちらの頻繁な問合せに
同情して(業を煮やして?)、特別に仕事場へ出張してくれることに
なったのだ。

へぇ・・・、声とすこし印象がちがうんだ。

仕事場へあらわれたS・・・氏を前に、
また、本題と関係のないことを思った。

それから、
仕事場を訪問してくれたのを機に、いつしか・・・・

ということは全く無く、
ただ、ソフトウェアの年間契約の更新のときなどに、
ごくたまに、S・・・氏と電話で話をする。

「ーお元気ですか?」
「ーええ、相変わらずです。」

そして私は、S・・・氏はいい声だなぁ、
と相変わらず思う。
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by fracoco-y | 2008-10-02 12:20 | diary