本、建築、ときどき旅。
by fracoco-Y
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猫カフェ。
今日、猫カフェなるところへ行った。

文字通り、猫のいるカフェ。
お茶を飲みながら、猫を眺めたり、
猫と戯れたり(猫が遊んでくれるならば。)することができる。

姉の膝の上の彼は、この後、私の膝の上できっかり40分午睡した。
膝に猫を載せるのは、なんと気分のよいことだろう。

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歩き回る猫に目を細める私たちは何だか、
キャバクラのオネエさんに入れあげるオジさんに
似ている気もする。
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# by fracoco-y | 2008-11-29 22:29 | tea&coffee
お伊勢まいり 六
さて、話は少し戻って23日に遡る。
その日は早起きして、外宮を参拝した。

参道はまだほの暗い。

朝の空気がきりりと頬を刺す。

まだ少ない参拝者。

清げである。

早速に正宮、別宮を参拝すると、
神宮司庁の職員と思しき方に話かけられた。
今日は新嘗祭があります。

正宮の前には一列に人が並んでいる。

私もその列に加わると、やがて衣冠束帯姿の勅使の一行が来られた。

世にもたえなる沓音がした。

それは清涼な川のせせらぎのようなので、あった。
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# by fracoco-Y | 2008-11-26 19:25 | journey
お伊勢まいり 五
これは式年遷宮のためである。

伊勢神宮は世にも珍しいことに、二十年に一度、正殿から宝物に至るまでそっくり新しく造り替えるならわしがあるのだ。
隣の空地はそのための敷地である。

二十年毎に建物を一新する理由は定かではないが、
建築や伝統技術の継承のためであるとする説や、
清浄さを旨とする神道の性格からであるとする説、
または、茅葺き屋根や、礎石を用いず柱をじかに建てる建築様式から、長年の使用に耐えないためとする説などがある。

さて、神宮に詣でて感じたのは、
金気が少ない、
ということであった。
屋根や扉等には飾り金物が用いられているものの、
神社にはつきものの、あのじゃらじゃらした鈴もない。

ほとんどは白木で造られていて、簡素で、また力強い。

ものは全然違うが、何故か私はパルテノン神殿を連想した。
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# by fracoco-Y | 2008-11-25 19:47 | journey
お伊勢まいり 四
正宮の建築の配置は、外宮も内宮もほぼ同じのようである。

が、印象はずいぶん違う。

外宮の正宮が、手水舎や神楽殿といった建物と同じレベルにあり、敷地も平坦であるのに対し、
内宮の正宮はひときわ高い場所にあり、かつ、弧を描くような敷地形状をしていることにより、
内宮の方が、より謹厳な雰囲気である。

一方で、ごく簡素で清らかな建物から、何かほがらかなものも感じられる。

奥の正殿には、実際に天照大御神が起居していられるような錯覚を覚えたりする。

両宮の正宮とも、隣接して同等の空地が設けられている。
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# by fracoco-Y | 2008-11-24 23:10 | journey
お伊勢まいり 三
さて、神宮は外宮と内宮の二つから成り立っている。

祭神も、外宮が豊受大御神、内宮が天照大御神と異なる。

外宮と内宮とは車で15分程の距離。

先に内宮が祭られ、外宮は後になって、丹後国から豊受大御神を招聘したらしい。

参拝順序は外宮→内宮の順が正しいとされる。

それで私もそれにならう。

両方に詣でて、たしかに内宮はここに神宮を建てるべくして選ばれた土地、という感じがした。

内宮の正宮は、とりわけ小高い一隅にある。
青石の階段を上がりきったところにめぐらされた板塀。

一般に人が立ち入れるのはこの最外周の板塀のうちまでである。

正宮の正殿は、さらに三重に囲われた塀のうちにあって、外部とは厳然と距離を保っている。
平たい、大ぶりの砂利が通常人の立ち入らない内側の塀の内に敷き詰められている。

中央部だけは真白な砂利、周辺部は墨色の砂利である。

建物は非常に簡素である。

手前側には高床式の倉を思わせる建物。

正殿に至っては、手前の建物に阻まれ、その形も明らかには見えない。
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# by fracoco-Y | 2008-11-24 23:08 | journey
お伊勢まいり 二
鳥居には、榊と紙垂が飾られてある。

参道は、長い。
昼なお暗い並木が両脇に広がる。
途中、右手に手水舎。

手水舎を過ぎると鳥居があり、
さらに行くと、右手は不意に視界が開け、青石を用いたなだらかな階段。
階段を降りたところには五十鈴川。

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昔はここで禊ぎをしたのだと一目で察せられる。
楓の赤が美しい。

川の対岸も岸壁が石積みになっており、
自然そのもののようでいて、そうではない、
いわば人為の自然の美しさに驚かされるのである。
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# by fracoco-Y | 2008-11-24 19:59 | journey