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8月に、友人と新宿のバーで飲んでいたら、
メニューに、「アイルランド、コネマラ地方のウィスキー」というのがあった。 新宿でコネマラの名前を聞くとはよもや思わず、私は感慨に襲われた。 コネマラ地方はアイルランドの首都ダブリンから列車に乗って 西へ3時間ばかり。 第三の都市ゴールウェイからバスに乗り継いで、 さらに1時間ほど行ったところにある。 ケルトの遺構が少し。あとは風よけの石垣とまばらな牧草地が広がる、 点景に羊のある、そんな土地だ。 曇りがちで、時折り細かな雨が降りかかり、 かと思うとにわかに晴れ間が広がり、 筆で刷いたような蒼い空に覆われる。 私は、ただ借りた自転車に乗って辺りを一周し、 B&Bの窓から外を眺め、朝食にはライ麦パンを食べ、 スクランブル・エッグとトマトとスモーク・サーモンを食べ、 ただぼ~っと、他には何もしなかったところである。 開高健が、釣りにかけて 「アイルランドにコネマラというところがあると聞いた。」と綴り、 彼の葬儀で弔辞を読んだ司馬遼太郎は、 直ぐ手前のゴールウェイまでは行ったことが 著書「愛蘭土紀行」から窺われるが、 その後コネマラに立ち寄ったことがあったかどうかは不明の、 そんな土地である。 でも、もしあなたがアイルランドに行くとして、 どこへ行くのがいいか、と尋ねられたら、
by fracoco-Y
| 2006-10-02 00:53
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